不動産の売却方法には不動産会社に直接買取を行ってもらう「買取」と、不動産会社に依頼して買主を探してもらう「仲介」の2種類があります。
買取の場合、相場価格よりも2~4割ほど低くなるケースが多いですが、売却の相談を行ってから実際に買取が行われるまでの期間はそれほど長くなく、すぐに現金化できます。
また、仲介は相場価格で売却できる可能性が高く、なるべく高い価格で売却したい方が多く選択される方法といえます。
とはいえ、親から相続してすぐに売らないといけない場合や、住み替えでいつまでに引っ越さないといけないとか、新居の購入資金をいつまでに用意しないといけないなど期限がある場合、価格だけを重視することは難しいといえます。状況に合わせて適切に判断することが大切です。どのような方法で売却するとしても不動産会社の選び方が重要です。
また、住宅ローンが残っている場合にも住宅の売却は可能です。売却による資金で返済する場合には、「住宅ローン残高より売却価格が高いか同額」である必要があるため、住宅ローン残高がある状態での不動産売却は、売却価格が非常に重要になります。